2022新年のご挨拶

2022新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

2022年も私どもは皆様の旅時間や生活、社会の中で役立つ存在であるよう取り組んでまいります。

その取り組みとして、2つの具体的事例を報告いたします。

1・当館売店で楽しみにされている方も多い人気イベント【旅館の器アウトレット】

当館では和食器を、ご家庭等で使っていただけるよう、お求めやすい価格で売店コーナーにてご提供しています。
(アウトレットとはいえ信じられない価格!と皆様仰られます。中には未使用品もございます。)
コロナ禍をきっかけに多くの方の生活様式に変化があった中で、ご家庭の場で旅館の器をご使用していただく事で「おうちde旅館ごはん風」の楽しみ方が出来ると考えました。
創業時の昭和そして平成の時代に活躍した食器を大切に収納していましたが、食器が倉庫で眠っているままよりも、ご活用くださる機会を与えていただけますと、当館においても大変ありがたい事でございます。

旧年中にはお正月の食卓にぴったりの大皿や雑煮椀を沢山のお客様にお買い上げいただきました。

新年のおめでたい食卓でご活用くださいました。(大皿をご活用くださったお客様から頂戴した画像です)

2.年末年始(大晦日~三が日※1月4日は仕込み日)の営業体制見直しについて

当社は2021年よりコロナ禍をきっかけに、年末年始の営業体制を見直しました。
今後も年末年始(12月31日から1月4日まで)は休業とさせていただく予定です。

人手不足が深刻な状況となっているサービス業界の働き方改革の観点からも、従業員の健康管理や休暇体制の見直しを重要視しています。
従業員に心身ともに充分な休養を得てもらうことでモチベーションと生産性を上げ、より一層に良質なサービス力の向上に繋がると考え、人財は経営の基盤であるとともに、従業員満足がお客様満足に直結していると考えています。「旅館(サービス業)が年末年始休むなんてありえない」「旅館(サービス業)は365日24時間稼働してるのがあたりまえ」「朝から晩まで働くのが旅館(サービス業)の世界」という、いつしか根付いたサービス業界のイメージは、令和の時代にも全てのサービス事業者・従事者が続けるべき事でしょうか?
働き方改革や過労死が問題視されている時代に、理由無き習慣(単に昔からこうしてるから、というだけの物や事)を改善する事と、古き良き事を伝統的に時代を超えて持続したい事は、整理して考えなければならないと思います。弊社のような小規模運営の場合は特に、従事者もお客様もお互いが満足できる状況を作る事・未来の若者達が希望を持てる職場環境を整える事が、持続可能な運営であると考えています。

年末年始のご宿泊をご希望されていたお客様にはご不便をおかけいたしますが、
今後の新時代へ経営持続のためにもご理解を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

2022年が輝く素晴らしき1年となりますよう、皆さまのさらなるご多幸を心よりお祈り申し上げます。

桜田温泉 山芳園

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